先日、第13回省人民代表大会常任委員会第30回会議において、全省科学技術活動に関する省政府の報告が発表されました。当報告によると、近年、山東は技術革新と制度革新の二輪駆動を堅持し、技術革新を阻害する制度上や規制上の障壁を断固として排除しました。これにより革新システムの全体的な効率は大幅に改善され、地域のイノベーション能力は国内で6位にランクづけされています。
戦略的な科学技術力の構築を加速されています。青島海洋科学技術パイロット国家実験室が建設を加速され、6つの省レベル実験室が看板を掲げられたり設立を準備されたりして、21の国家重点実験室が落成しました。中国科学院海洋大科学研究センター、中国科学院済南科創城、産業技術研究院、先端技術研究院、エネルギー研究院の効果が徐々に現れました。主要なコアテクノロジーの飛躍的進歩を加速させられました。「第13次5カ年計画」期間、新世代の情報技術、人工知能、バイオテクノロジーなどの分野で約1,000の重大科学技術革新プロジェクトが組織・実施され、コア技術としての大型商用車パワートレーンを含む多くの重大科学技術革新成果が取得されました。143のプロジェクトは国家科学技術賞を受賞しました。ハイテク産業はアップグレードを加速されています。ハイテク企業は14,600社あり、全国で6位にランク付けされています。 ハイテク産業の生産額は、指定された規模を超える産業の生産額の47.41%を占め、平均年間成長率は2.5%を超えています。イノベーション人材の誘致を加速されています。 今年の6月末まで、山東省に住む院士は101名、国家レベルのリーダー人材は1224名、どちらも倍増になりました。昨年に山東省で就職した「ダブルファースト」大卒生人数が前年の2倍になりました。人材流入の傾向は激しくなります。
科学技術資源の配分を最適化されています。山東省は、重大共通コア技術の課題解決、重要革新、重大技術革新の指導及び産業化、重大イノベーションプラットフォームを対象として、120億元以上の「省レベル科学技術革新発展資金」を毎年設立・投入していました。市場の需要によりイノベーションリソースの配分を効果的に導き、技術資金による株式投資プロジェクトを創造的に実施し、過去2年間で37社に8億2000万元を投資し、テクノロジー企業への投資に社会資本の約3倍を活用しました。
人材奨励制度を整備されています。山東省は、知識の価値を高めることを目的とした配置政策の実施を加速し、職務に関する技術的成果の完了と転換に重要な貢献を捧げた人材への奨励を増やし、成果転換による収益の70%以上は個人への報酬として賞与されました。50%以上は主要貢献者に賞与されました。 業績連動型賃金、合意賃金体系、年棒、プロジェクト賃金など、さまざまな所得分配優遇政策を積極的に実施していました。現在、省立大学・学院・研究所の127名の人材が業績連動型の賃金の支給対象、そのうち21名が年俸の支給対象、27名が合意賃金の支給対象となります。