4月21日、フェスト(済南)グローバル生産センターがオープンした。本プロジェクトは3期に構成され、総面積は約430,000㎡。竣工すると、フェスト社の世界最大かつ最先端な生産センターとなり、その世界最大の物流拠点ともなる。
外資系企業に対する待遇策は企業の設立までではなく、企業のグローバル事業の展開と共に、あらゆる障壁を破って、全方面の保障を提供するまでである。6月28日、鴻富錦精密電子(煙台)社製のゲーム機や携帯電話などの家電製品は10台のトラックで煙台総合保税区から順番に出ていって、近い内、中欧貨物列車に乗せて中東ヨーロッパ諸国に出荷されるそうだ。
世界範囲のCOVID-19パンデミック爆発以来、国際海運では、コンテナ不足、運賃高騰の問題が起こっている。安定、安全な中欧貨物列車は企業の海外進出のベストルートとなっている。青島税関属煙台の八角駐在所の連建武主任は「国際物流ルートを疎通、中欧貨物列車の運転効率を保障する為、我々は保障対応組を作り、鉄道運送の専門取扱い窓口を設けた」と話した。
鴻富錦精密電子(煙台)有限会社はFoxconn(煙台)科技工業園の最大の子会社であり、山東省輸出規模最大の貿易企業である。冨士康(煙台)科技工業園の通関業務責任者の邱滄淮は税関の協力で、今年1‐5月中東欧市場への輸出額が8800万ドルに達し、前年比8.42%ほど向上したと表示した。
ここ数年、山東省は国際経済貿易規則の高水準に従って海外貿易の利便性を積極的に推進し、通関、税還付、外国為替を中心としたプロセス再現を実施し、「事前申告」、「2段申告」、「2段受入」など諸改革を行い、税関申告の付随書類の減少、輸入申告の契約書や梱包リストの提出免除など優遇策を講じている。データによると、2020年12月の時点で、全省の平均輸出入通関時間は33.77時間と2.39時間であり、2017年同時期比それぞれ62.54%と89.03%ほど低下した。