山東省委員会と省政府はこのほど「山東省黄河流域の生態保護と質の高い発展計画」(以下「計画」と略称する)を発表し、黄河文化観光回廊を作り、文化観光の立地を最適化することを提案した。

   「計画」が以下のような提案を出した。黄河流域の協力発展プラットフォームを共同で構築し、文化遺産保護、観光資源開発、観光ブランド構築などの分野での協力を深化させ、黄河湿地保護と生態観光発展計画を実施し、「黄河旧道」生態文化観光協力区の建設を推進し、歴史文化ツアー、自然生態ツアー、大学院体験ツアーなどの良質な観光商品を共同で打ち出し、黄河観光祭りの活動と特色ある観光地のマーケティング・プロモーションを共同で展開する。世界文明の交流と相互評価を推進し、黄河文化観光祭などのイベントをうまく開催し、「孔子の故郷・客好き山東」の対外文化観光交流ブランドを作る。

   「計画」はまた、歴史文化名城、古い町、古い村の保護利用プロジェクトを実施することを提案した。曲阜の「三孔」、泰山、大運河、斉長城などの世界遺産資源をさらに統合し、世界文化遺産の観光ルートを構筑する。泉・城の文化景観などの資源の優位性を発揮し、済南古城の品質向上、黄河流域の農村民宿の育成などのプロジェクトを実施し、水滸故地観光区、大禹文化園などの特色ある文化観光プロジェクトを建設する。赤色革命の歴史、事績、精神を発掘し、黄地区に沿った革命文物保護利用プロジェクトを実施し、赤色研究、文化体験、農村ローミングなどの観光コースを作り上げる。特色ある生態観光を発展させ、国家生態観光モデル区を創設し、黄河旧道観光の逸品を育成し、黄河三角州国家級研究観光基地を建設し、「黄河が海に入る」ブランドを作り上げた。