中華人民共和国生態環境部、中国科学技術協会と山東省人民政府主催の2023グリーン・低炭素・質の高い発展大会は8月29日、煙台市で開幕した。国内外のグリーン・低炭素発展分野の専門家、学者、国際組織と多国籍企業の責任者ら500人以上が一堂に会し、グリーン・低炭素・質の高い発展について話し合った。
全国人民政治協商会議の楊震副主席、スリランカのマヒンダ・アベイワデナ議長、省委員会の林武書記、生態環境部の孫金龍党組書記、国家発展改革委員会の李春臨副主任、中国科学協会の党組メンバーで書記処の張桂華書記、中国建設銀行の張金良行長、ヘンケルグループ本社の盛艾博副総裁が大会に出席し、挨拶をした。省委員会副書記、省長の周乃翔氏が開幕式を主宰し、山東省のグリーン・低炭素・質の高い発展先行区の建設進捗を紹介した。
林武氏は挨拶の中でこう述べていた。近年、山東省は産業の最適化・高度化に注目し、産業発展の新たな優位性の構築に努めてきた。革新駆動に注目し、科学技術の自立・自強の新たな優位性の構築に努めてきた。エンパワーメントと効率化の向上に注目し、デジタル経済の新たな優位性の構築に努めてきた。グリーン発展に注目し、グリーン・低炭素の新たな優位性の構築に努めてきた。協調連携に注目し、都市部と農村部の協調発展の新たな優位性の構築に努めてきた。協力の深化に注目し、対外開放の新たな優位性の構築に努めてきた。
全体大会では、中国元対外経済貿易部副部長、ボアオ・アジアフォーラム元事務総長の龍永図氏が基調演説を行った。このほか、『中国グリーン貿易発展報告』、『中国クリーンエネルギー産業発展白書』を発表し、中国・ノルウェー国際協力センターの調印及び始動セレモニー、国際海洋カーボンシンク産業組織の設立及び始動セレモニー、グリーン技術投資連盟の設立式典を行った。そして、省発展改革委員会の主要担当者が重点プロジェクトを紹介した。大会現場でのプロジェクト調印件数は33件で、投資総額は5197.8億人民元に達した。
大会期間中はまた、グリーン・低炭素・質の高い発展政策相談会、2023炭達峰(炭素排出のピークアウト)・炭中和(カーボンニュートラル)会議、新旧原動力転換プロジェクトの推薦及びビジネス商談会、2023クリーンエネルギー発展会議、2023グリーン・低炭素・質の高い発展大会設備展示会と2023中国国際原子力発電産業及び設備展示会など、一連のイベントを開催した。