9月2日から7日にかけて、山東省委員会の林武書記は山東省代表団を率いてカザフスタンとウズベキスタンを訪問した。交流と協力を強化し、「一帯一路」発展のチャンスを共有することで、手を携えて山東省とカザフスタン、山東省とウズベキスタンの地域協力の新たな章を書き記した。
代表団は連日、カザフスタンとウズベキスタン両国で、各国の要人や各界の有識者と幅広く接触し、多くの外事活動を展開した。友好省・州、友好都市の関係をさらに緊密にした上で、数多くの協力メカニズムとプロジェクトに調印し、一連の重要な協力成果を上げた。訪問期間中、省委員会の林武書記はカザフスタンのアリハン・スマイロフ首相、セリク・ジュマンガリン副首相、ウズベキスタンのアブドラ・アリポフ首相、ジャムシード・クチカーロフ副首相を相次いで表敬訪問し、山東省の紹介・推薦と協力について歓談し、多くの共通認識に達した。
この中で、中国(山東)ーカザフスタン協力交流会および「一帯一路」構想十周年記念イベントは4日午前、アスタナで開幕した。林書記は基調演説で、「『一帯一路』共同建設の枠組みの下で、山東省とカザフスタンは歩み寄ることにより、互いに成果を上げ、エネルギー協力の道、農業協力の道、物流協力の道を切り開いた」と述べた。交流会では調印式も行われ、14のメカニズムと産業プロジェクトが現場で調印され、貿易額が15.3億人民元に達した。林書記は訪問期間中、国際定期貨物列車「トランス=ユーラシア・ロジスティクス(斉魯号)」のアルマトイ集結センターの除幕・初便運行式典にも出席した。
一方、ウズベキスタンの訪問期間中、林書記はサマルカンド州のトゥルディモフ知事と会談し、互いに「山東省人民政府とサマルカンド州政府の友好協力行動計(2023-2025)」に調印した。そして6日午前、「好客山東 好品山東」展示・プロモーション会および山東―サマルカンド州企業協力交流会が開催された。林書記はあいさつで、「友好省・州との関係をさらに緊密にし、農産物の高度加工、大型トラック・農機の製造、デジタル経済の発展、パークの協力・共同建設などの分野での協力の推進を模索し、よりハイレベルの互恵ウィンウィンを実現したい」と述べた。訪問期間中、林書記はウズベキスタントラック・バス有限責任公司が製造する3000台目の中国重型トラックのラインオフ式、そして中国重汽集団とウズベキスタン汽車工業株式会社による新エネルギーバスローカライゼーション生産協力プロジェクトの調印式にも出席した。