山東省実験室システム建設現場推進会が5月21日、山東省煙台市で開かれた。山東省は今年、次世代情報技術、現代農業、医薬・衛生・ハイエンド機器、新エネルギーなどの分野に焦点を当て、省重点実験室200カ所の再編を完了し、基礎研究と産業革新のマッチング・融合の推進を加速させ、省重点実験室の産業発展を支える能力を絶えず向上させるという。

山東省はここ数年、「1313」4級実験室システムの構築を加速させ、オリジナルイノベーションの策源地を構築している。これまで、山東省には国家実験室が1カ所、全国重点実験室が21カ所、省実験室が9カ所、省重点実験室が277カ所あり、山東省の質の高い発展の早期実現に重要なサポートを提供している。

山東省は今後、11本の象徴的な産業チェーン重点分野に焦点を絞り、積極的に実験室を創設・配置し、新たな質の生産力の育成を加速させていく。そのうち、省実験室の建設については、新時代の科学技術に強い省の建設のためのしっかりとしたサポートとして、適度な先行配置の原則に基づき、2-3カ所の省実験室の建設を計画している。