山東省はこのほど、68件の「工賦百景」デジタル化構造転換「揭榜挂帥」（応募側の出身を問わない公募型制度）試行プロジェクトを選定・発表した。

「工賦百景」の揭榜挂帥は「業界が出題し、プラットフォームが解答する」考え方に基づき、電子情報製造、装備製造、原材料、消費財及び特色産業クラスターなどの重点業界と分野を対象に、研究開発・設計、生産・製造、運営・メンテナンス、経営管理などの段階に焦点を絞り、揭榜挂帥の形で、産業用インターネットプラットフォームなどのデジタル化構造転換プロバイダーが一連の先進的で適用可能な、複製・普及可能な代表的シーンにおけるソリューションを研究・開発するようサポートし、製造業企業で模範的応用を行い、「1+N」で業界全体のデジタル化レベルの向上を牽引する。

山東省工業情報化庁は今年9月末と来年4月末までに2回の集中的な検収・評価を行い、総合評価・審査の結果を「優秀、良好、合格」の基準に従ってランク分けを行い、優秀者を選抜してそれぞれのシーンに最高100万元、50万元、30万元の1回限り賞金・補助金を支給する。