山東省発展改革委員会はこのほど、山東省財政庁と共同で『山東省県域経済の質の高い発展試行活動プラン』を発表し、40の試行県域リストを公開した。試行はリーディング発展試行、特色ある発展試行、飛躍的発展試行の3種類に分かれる。済南市歴下区など10ヶ所の県（市・区）がリーディング発展試行に、沂源県など10ヶ所の県（市・区）が特色ある発展試行に、淄博市博山区など20ヶ所の県（市・区）が飛躍的発展試行に選ばれた。

『活動プラン』によると、3種類の試行はポジショニングがそれぞれ異なる。リーディング発展試行の選抜方向は、総合的実力が強く、革新エネルギーが集積し、山東省でリーディング・けん引作用がある県域に焦点を当てている。特色ある発展試行は主にここ数年、山東省県域経済の質の高い発展の差別化評価で先進県、進歩県、および工業、現代農業などのシリーズのトップ10県に入線した県から選ばれた。飛躍的発展試行の選抜方向は、経済的実力が比較的弱く、かつ一定の発展可能性を備えた省財政困難県に焦点を当て、同時にかつての革命根拠地、重点的生態機能区、独立工•鉱区など特殊なタイプの地区にも配慮する。