山東省科学技術庁はこのほど、「全省ハイテク企業の質の高い発展の推進に関する行動案」を発表し、ハイテク企業の育成とイノベーション能力向上のカギとなる部分に焦点を絞り、的確な施策を強化し、次の3つの行動を打ち出した。

ハイテク企業の「苗の育成・強いもののサポート」行動の実施を開始し、山東省の優位性・特色産業の発展配置をめぐり、全ライフサイクルの科学技術企業インキュベーション育成システムを構築する。現在までに、山東省の国家科学技術型中小企業の入庫数は4万5000社を突破し、全国第3位となっている。

ハイテク企業の「イノベーション・質の向上」行動を実施し、ハイテク企業の重大科学技術プロジェクトにおける参与度及び発言権を引き続き高め、ハイテク企業のイノベーションによる難関攻略・壮大な発展を支持する。

ハイテク企業の「肥沃な土地を厚く植える」行動を実施し、イノベーション生態をさらに最適化する。特に科学技術金融への支援を強化し、省の科学技術金融信用補完プラットフォームの機能を最適化し、金融機関がハイテク企業にフルサイクルの金融サービスを提供するよう誘導する。各市がハイテク企業の「ホワイトリスト」構築を模索することを奨励する。科学技術資源と応用シーンの企業への開放などを推進する。