今年第1四半期、山東省の域内総生産は前年同期比6.0%増となり、全国の成長率を0.7%上回り、三つの四半期連続で6%前後で維持した。ここ3年、山東省の域内総生産は年平均6%以上の成長率を保っており、昨年は9兆2000億元に達し、兆級都市は3つまで増加し、ハイテク産業の生産高が占める割合は51%を超えた。

山東省は重要なチャンスをしっかりと掴み、ハイレベル工業の技術革新、多分野の設備更新、消費財の下取り、高品質供給の高度化、高効率の循環利用、全方位的な基準向上という「6大プロジェクト」を踏み込んで実施し、リニューアルによって新たな質の生産力を育成し、経済のモデルチェンジ・アップグレードと都市・農村住民の生活品質の向上を促進している。効果的な投資の拡大に力を入れ、国家戦略の実施などの分野に焦点を絞り、一連の支援的なプロジェクトを計画・実施している。第14次五カ年計画以降、省・市・県3級の重点プロジェクトを毎年1万5千件打ち出し、2023年には2兆8000億元の投資を達成した。4年連続で最も優れたビジネス環境を持つ10大省に選ばれ、フォーチュン・グローバル500のうち、236社が山東省に入居している。