発展の優位性

近代工業の発祥地

·中国北方で最初に開港した都市の一つで、近代工業発祥地の一つ。

·1892年、華僑の張弼士が「実業興邦」の思いを持ち、「張裕」ワイン会社を設立した。

·1915年、中国初の鐘工場「北極星」ブランドが誕生した。

·1930年、ロックブランド「三環」が中国初のロック工場の程明ロック製造工場で誕生した。

投資生産額がトップレベル

·2018年、国内総生産が7,833億元で、全国の地級市の上位に立ち、全省で第3位となった。

·工業総生産額は1兆400億元で、国内外に上場した企業は47社、48株あり、全省の第一位となった。

·世界トップ500社のうちの100社以上が煙台で投資して事業を展開し、累計外資招致額は368億ドルに達した。

好立地

·煙台は山東半島の中心都市の一つで、環渤海地区の重要な港湾都市であり、また環渤海経済圏内の拠点都市である。

山東半島藍色経済区の中堅都市で、中国最初の14の沿海開放都市の一つで、中国の海浜都市である。

アジア唯一の国際ブドウ酒城、「一帯一路」構想において重点的に建設する港湾都市である。

全国文明都市、中国で有名な「雪の巣」である。

文明と経済の両立

·煙台は全省唯一、全国で文明都市「五連覇」を獲得した二つの地級市の中の一員である。

第三陣国家新型都市化総合試験都市に指定された。2018年、煙台市の総生産額は7,832億5,800万元に達した。

·2018年に中国都市ランキングトップ100で24位、全国都市GDPトップ100で19位、中国都市全面小康（ややゆとりのある）指数で上位100位、中国大陸で最優秀地級都市で8位を果たした。

発展目標

先進的な製造業、新エネルギー自動車、宇宙航空、海洋工学装備、原子力発電設備、医薬健康、新材料、知能ロボット及び情報技術、ビッグデータの発掘と応用技術を重点的に発展させる。

近代的な海洋産業の生産額は3,300億元を突破する。

全市の装備製造産業の生産額は5,000億元に達する。

売上高が千億元超えの企業を1社、100億超えの企業を2社育成する。

ハイエンド化学工業の生産額は2,500億元に達する。

文化、クリエイティブ産業の付加価値が600億元を、観光業売上高が1,600億元を実現する。

全市の医療・ケア・健康産業の生産額は1,100億元に達する。

全市の社会物流の売上高は3.3兆元に達する。

中国の重要な現代高効率農業モデルエリアを構築する。

投資誘致ニーズ

一、現代の海洋産業。煙台は半島内の都市として、230余りの島があり、1,038キロメートルの海岸線と2.6万平方キロメートルの海域に恵まれており、16の県と市の中の多数が海に臨む。恵まれた自然環境によって、煙台の海洋経済は中国の先頭に立つ。2018年、全市の海洋経済の総生産額は2,230億元に達し、前年比11%伸びた。近年来、海洋装備製造業の優位性を発揮し、海洋牧場の建設を積極的に推進し、7つの国家レベル、16つの省レベルの海洋牧場示範区を設立し、総面積が100万ムー（1ムーは1/15ヘクタールに相当する）と、中国トップとなる。先端技術を開発した東方海洋集団、世界最大の油田増産設備メーカーの傑瑞石油集団など有名な企業がある。2022年まで、全市の現代海洋産業の生産額が3,300億元を突破すると見込んでいる。

二、装備製造産業。規模以上の装備製造企業が700社あり、昨年、主力業務の売上高は2,000億元を超えた。その中、中集来福士海洋工程有限公司が設計・建造した世界最先端の超深海ツインドリルタワー半潜水型掘削装置「藍鯨1号」は中国優秀工業デザイン金賞を受賞し、蓬莱中柏京魯船業が開発した新型の遠洋漁船が国内の空白を埋めた。上汽GMは通年で車40.4万台、エンジン49万台、トランスミッション68.2万台を生産している。南山集団は、米ボーイング社のハイエンドのアルミニウム材料サプライヤーとなった。2022年までに、全市の装備製造産業の生産額は5,000億元を突破する見込みである。

三、電子情報産業。煙台市はすでに売上高が1,000億元超えの電子情報企業を1社、100億元超えの企業を2社育成し、携帯電話、ゲーム機、ケーブル、知能計量、電子部品などの製品クラスターを形成した。人工知能分野では、煙台市人工知能研究院を設立し、人工知能工業団地を建設する計画を立てた。人工知能分野において、最優秀な人材を集め、2年連続で国際人工知能サミットを開催している。2022年まで、全市の電子情報産業の生産額は3,000億元に達し、人工知能、装着可能の設備、集積回路、新型工業ソフトなどの次世代情報技術産業を重点的に発展させる。

四、ハイエンド化学工業産業。煙台市は既に基礎化学原料製造、合成材料製造などの多業種産業体系を形成しており、世界最大の生産能力を誇るMDIサプライヤーの万華グループ、山東省最大手タイヤ企業「玲瓏タイヤ」を筆頭に、煙台化工工業団地など五つの重点化学工業団地を建設し、総生産能力が4,000万トンに達する煙台裕竜島精錬一体化プロジェクトを全力で推進している。それによって、国際一流のハイエンド化工新材料と精密化学品研究開発製造基地を構築し、2022年まで、全市のハイエンド化工産業の生産額は2,500億元に達するように努める。

五、文化観光産業。煙台は中国歴史文化名城と称される観光都市である。現在、総投資額が430億元の海上世界、総投資額が1,000億元に上る恒大童世界などの大型観光事業の工事建設を加速させている。次のステップは特色のある文化的観光資源を統合することで、国際的に有名な文化・観光都市を作る。2022年まで、文化・クリエイティブ産業の付加価値額が600億元に達し、観光消費総額が1,600億元を実現する見通し。

六、現代物流産業。製造業の盛んな発展と立派な立地によって、煙台が「フォーブス」誌が発表した中国の最も物流の発展に適した都市に選ばれた。2018年、全市は物流総額が2兆3,000億元に達した。現在、煙台国際総合物流団地、山東済鉄煙台物流団地、煙台国際保税物流団地など五大物流団地の建設を進めて、深国際煙台総合物流港、煙台伝化知恵物流科学技術城など十大物流センターを建設中である。煙台の蓬莱国際空港の第二期、煙台港の西港区、環渤海高速鉄道など一連の重要な交通拠点を整備し、海陸空が揃った効率的な物流システムの整備を加速し、更に北東アジアを狙って現代物流センターを建設する。2022年までに、全市の社会物流総額は3兆3,000億元に達する見込みである。

基幹産業

現代海洋産業。煙台は海洋工事装備産業の優位性を固めて、中集来福士を頼って、積極的に中国海工集団の創立に参与して、中国海工北方センターを煙台に定住させるために努力してきた。新型の遠洋漁船を含めて装備の研究開発、製造に取り組み、全国の重要な海洋関連装備都市としてまちづくりを推進する。

装備製造産業。煙台は、国内一流のハイエンド装備基地に向けて、上汽GMのCVTトランスミッション、南山ハイエンドアルミなどのプロジェクトを重点的に推し進め、新エネルギー自動車、ゼネラル・アビエーションなど戦略的新興産業の発展をスピードアップさせ、重点プロジェクトの実施を推進している。

電子情報産業。次世代情報技術産業の発展の動向を見据え、情報化と製造業の融合を推進し、ビッグデータ、人工知能、バーチャルリアリティーなどの先端産業の配置を加速している。また、フォックスコン半導体などのプロジェクトに重きを置いて推進し、国内の重要な消費型電子製品研究開発製造基地を建設する。

ハイエンド化学工業。煙台は万華二期エチレンプロジェクトの工事建設を推し進め、一日も早く生産を開始するよう努力する。積極的に山東地方製油所の再編に参与し、万華裕龍煉化新材料プロジェクトの早期稼働に努めるなど、重大なプロジェクトで新たな優位性を作り出す。

文化観光産業。煙台は「仙境海岸・鮮美煙台」都市観光ブランドづくりを進める。避暑、レジャー、臨海リゾート、文化観光、農村体験をめぐって、馬島、芝罘島、崆峒島などの海島ツアーを融合する。ワイン文化観光を特色ある観光ブランドへと発展させ、重要な文化旅行プロジェクトのを加速し、長島国家級観光リゾート区を創設し、観光型からレジャー型への転換を図る。

医療・ケア・健康産業。医薬研究開発公共サービスプラットフォームを作り、東方海洋精確医療科学技術園、産業達国際バイオ医薬革新孵化センターなどのプロジェクトを推進し、国際生命科学革新モデルエリアを構築する。

現代物流産業。煙台は近代的なサプライチェーンを構築した。宝能煙台国際物流センター、伝化知恵物流科技城、竜口港知能倉庫センターなどのプロジェクトを推進し、有力物流企業（団地）2社を新たに増加し、社会物流売上高は全省トップになった。

高効率農業。知恵農業の発展を加速させ、市級以上の現代農業産業パークと田園総合体を8つ新たに認可し、家庭農場160軒、農民特別協同組合500軒を新設し、特色のある鎮、介護施設、「Eコマース村」などの新業態の発展に積極的に注力する。

現在から近い将来、ハードな環境の改善とソフトなプロセスの再構築のペースを速め、現代海洋産業、機器製造、電子情報、ハイエンド化学、医療保健、文化観光、効率的な農業、近代的物流を含む8つの主要産業を高度化させる。煙台国際投資促進工業団地、自由貿易試験区（山東）煙台地域などの拠点に依存し、次世代情報技術、スマート製造、バイオテクノロジーと健康、航空宇宙、海洋経済、新素材、新エネルギー、デジタルコンテンツの8つの戦略的新興産業を育成し、生物医学と先進構造材料を含む2つの国家級戦略的新興産業クラスターの他、新素材、ハイエンド化学、海洋農場、医療保健を含む4つの省級産業クラスターをより強力にさせる。都市全体の格上げに向けた「9つの戦い」で確実な勝利を収め、幸福ニュータウン、高速鉄道新区、金山湾区、八角湾中央革新区、海上世界、芝罘仙境、空港新区、夾河ニュータウン、牟平ニュータウンの9つの地域の整備に注力し、煙台市の包括的な機能と都市のイメージアップにつながる。

リーディングカンパニー

インスパーLGデジタル移動通信有限公司インスパーLGデジタルモバイル通信有限公司は2002年1月26日に設立され、登録地は山東省煙台市経済技術開発区長江路228号で、法定代表者は李凱声である。経営範囲はCDMA（符号分割多元接続）携帯電話、GSM携帯電話、スマート腕時計、モデム、モバイル情報端末技術及びその他関連製品の研究開発、生産、販売、アフターサービス、そして上記製品・部品、付属品の卸売並びに輸出入業務を含む。（法により承認が必要な項目は、関連部門の承認を得てから経営活動を展開することになる）インスパーLGデジタルモバイル通信有限公司は2つの支社を持っている。

LGディスプレイ（煙台）有限公司

LGディスプレイ（LG Display、以下LGDと略す）は韓国LGグループに属し、1985年に設立された時は「金星ソフトウェア」と呼ばれ、2008年に現行の社名に変更した。LGDは世界一流のディスプレイ装置グループで、世界第二位の液晶ディスプレイメーカーである。当業界で唯一第二世代から第八世代まで8種類のパネル製造ラインを揃える会社である。同社は薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ（TFT-LCD）パネル、OLED、フレキシブルディスプレイのリーディング企業であるとともに、サプライヤーである。主にテレビ、モニター、ノートパソコン、携帯電話などさまざまな用途、サイズや規格に対応するTFT-LCDパネルを製造している。LGDは継続的な研究開発と投資を通じて、高画質ディスプレイ技術分野において、他社が比べものにならない技術力を磨き上げた。また、3Dディスプレイ、3重構造の液晶パネルディスプレイ、タッチパネルといったユニークな技術で先端ディスプレイ時代を切り開いた。LGDの目標とビジョンは世界第一のディスプレー会社（World’sNo.1displaycompany）になることである。そのために、顧客とステークホルダー、人材を最高の価値とし、着実に世界一に向かって進んでいる。LGDは中国で南京、広州、煙台の3都市で工場を展開している。2010年5月1日、LGディスプレイ（煙台）有限公司が正式に設立され、上昇志向の方々を募集中である。この結束力の強いチームに入り、ともに成長しよう。