12月1日、中国(山東)-ベラルーシ協力対話・山東-ビテブスク姉妹都市協力週の発足式が済南で開催されました。山東-ビテブスク姉妹都市協力週シリーズ活動は、中国とベラルーシの首脳が合意したコンセンサスを実施することを目的とし、2021年~2022年に中国-ベラルーシ地方自治体間協力年の重要な活動の1つとして開催されるということです。
「今日は山東省済南市に来て2日目です」と12月1日の午後、中国(山東)-ベラルーシ協力対話大会の会場で、中国駐在のベラルーシ大使のシェンコ・ユリ氏は、大衆網・ポスターニュースの記者の取材を受ける時に述べました。シェンコ・ユリ氏は、山東省に来た後、急速な成長を遂げたこと、中国とベラルーシの間にさらなる協力を促進するために山東省が取り組んでいたことを見て、山東省に対してよい印象を持っていると述べました。
シェンコ・ユリ氏は、中国とベラルーシとの協力は包括的で多分野にわたるものであると考えています。農業協力に関しては、中国の消費者がより多くのベラルーシの食べ物を楽しめるように、べラルーシの農産物、特に肉や乳製品を中国に輸出したいと考えています。貿易協力に関しては、ベラルーシは「一帯一路」に加入した最初の国の1つでした。「2014年に、製品を輸送するために約4,000両の列車が運行されましたが、現在は54万両に達し、14倍近く増加しています」とシェンコ・ユリ氏は述べました。産業協力に関しては、ベラルーシでは中ベラルーシの「巨石」工業団地を設立され、現在83の企業が当該団地に定住しており、そのうち42社は中国系企業です。
開催されたばかりの中国(山東)-ベラルーシ協力対話大会について、斉魯工業大学(山東省科学院)の党委員会書記である王英竜氏は、大きな収穫を得ていたと述べました。王氏は2つの協力協定の1つは技術に関連し、もう1つは教育に関連していると記者に語りました。
科学山東省アカデミー科学ベラルーシ国立アカデ科学技術協力協定では、山東省科学院とベラルーシ国家科学院が山東省科学院・ベラルーシ科学センターを建設することを約束しました。当該センターはベラルーシの中国ベラルーシ「巨石」産業団地で建設されます。両方の各自の優勢を活用し、基礎研究を実施し、コンピュータ、人工知能、新素材、新エネルギー、光電子情報、およびレーザーなどをめぐって提携する予定です。
山東省外務弁公室ユーラシア処の処長、一級検査員である紀彩雲氏は、山東-ビテブスク姉妹都市協力週シリーズ活動が12月1日~5日に山東省とビテブスクの両地で同時に開催され、12月1日の協力対話大会に加えて、写真展、教育協力交流会、経済貿易協力交流会、軽工業協力セミナー、油絵画美術展など様々なイベントが開催されると記者に語りました。「このイベントを通じて、山東省とビテブスクの間に経済・貿易、科学技術、人文科学などをめぐって協力するための架け橋が築かれることを願っています。今後、山東省とビてブスク、山東省とベラルーシの間の友好的な交流と協力がより良い発展を遂げると信じています」