12月29日午後、青島SCO連動発展企業連盟の設立式(ウズベキスタン国家商品・原材料取引所の開所式)が市営機関会議センターで開催されました。このイベントは、市商務局とSCO模範ゾーンによって共催され、青島市とウズベキスタンからの約400社がオンラインとオフラインの方法で参加しました。市委員会の常任委員・副市長である薛慶国氏が出席し、挨拶を行いました。商務部ユーラシア司副司長である劉雪松氏、上海駐在のウズベキスタン総領事であるアジズ・マストフ氏、およびウズベキスタン国家商品・原材料取引所(以下、「ウズベキスタン取引所」という)副会長であるサマトフ・ナビフン・スビホノビッチ氏などがビデオを通じて参加し、挨拶を行いました。
青島SCO連動発展企業連盟は青島市の管轄内で登録され、法律や規約に基づいて運営され、独立した法人格を持ち、 SCO加入国向けに輸入出事業を取り組んでいる企業、業界商業協会と科学研究所などより構成する非営利組織です。「相互信頼、相互利益、ウィンウィン」を目指し、サービスプラットフォームを構築することにより、加入企業に政策相談、トレーニング、市場開拓、法律支援、言語翻訳、宣伝やプロモーション、国際交流など包括的なサービスを提供し、各企業を統合し、SCO加入国向けに経済貿易協力を行い、市場を開拓し、SCO模範ゾーンの現代貿易センターの建設を推し進め、全市の加入企業が共同で成長することを実現します。
世界四大取引所の1つとして、ウズベキスタン国家商品・原材料取引所は、ウズベキスタンによって設立され、国際的な取引プロセスを通じて企業にコモディティ取引に関する包括的なサービスを提供します。当取引所の主な事業として、綿、非鉄金属、化学肥料などのウズベキスタンの製品の輸出、中央アジア国々が必要とする建築材料、テキスタイル、機械機電、家電製品、食品などの輸入が挙げられます。ウズベキスタン取引所・青島支部の設立は、デジタル貿易の分野におけるウズベキスタンと中国の間の相互交流をさらに強化し、地域の電子商取引の持続可能な開発を促進するのに非常に重要です。
2019年にSCO模範ゾーンが設立されて以来、建設が着実に進んでおり、初期の成果が得られています。これまで、青島ではSCO加入国と取引関係を結成している企業が6,600社以上あり、昨年より1,400社以上増加しています。今年の1月~11月、青島市のSCO加入国への輸出入額は615.7億元に達し、前年比で24.3%増加し、全市の商品取引額の8%を占めました。青島SCO連動発展企業連盟の設立とウズベキスタン取引所の定住は、SCO模範ゾーンひいては青島市全体とSCO加入国との間の取引協力に新たな推進力を与えます。
設立会議では、ウズベキスタン取引所、新疆ウイグル自治区アジア・ヨーロッパ国際物資取引センター有限公司(青島アジア・ヨーロッパ貿易服務有限公司)からの代表者が、青島SCO連動発展企業連盟のメンバー企業にウズベキスタン国家商品・原材料取引所の機能と取引商品カテゴリーを紹介して、青島アジア・ヨーロッパ国際物資取引プラットフォームの機能や利用方法を詳しく解説しました。