7月20日、青島市の西海岸新区に総投資額約772億元の7件のプロジェクトが着工し、青島市先端高分子・金属材料産業園の建設が本格的に開始した。この園区は、大きな投資規模、高度な技術力、強力な牽引力を備えており、高分子・金属材料の産業チェーンを育成・強化し、グローバルな競争に参加する中国の高度な製造業クラスターを構築するための強力な牽引力を同市にもたらしている。

青島市先端高分子・金属材料産業園は、同市が計画・建設している新興産業に特化した10か所の専門的な園区のうちの1つである。その中で、西海岸新区の園区は董家口経済区に位置し、産業用地は1.72万であり、エチレン、プロピレン、ブタンのハイエンド下流製品の発展に焦点を当て、分解性材料、二酸化炭素ベースの高価値化学製品チェーン、特殊鋼などを取り扱い、総投資額1,558億元の新素材プロジェクトを計画している。プロジェクトが本格的に稼働すると、産業規模は1800億元に達する見込みである。

製造業は国の経済の生命線といえる。青島市は、製造業の優先的発展を促進し、新興産業を育成するために、10の新興産業と15の専門的な園区を計画しており、そのうち4つは西海岸新区に位置している。その中で、集積回路と新型ディスプレイの2つの園区の建設はすでに開始し、水素エネルギーとエネルギー貯蔵産業園の構築も加速している。今回の先端高分子・金属材料産業園の建設では、ハイエンド化、スマート化、グリーン化の開発方向を目指しており、西海岸新区における国家製造業高品質発展施行エリアの構築に新たな牽引力を注入し、同市における近代的な産業の発展を強力に支えている。