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山東省初の海洋牧場・洋上風力発電 融合プロジェクトが発電開始

Source: Editor: 白雪飞12-23-2022 10:24

12月16日、三峡集団の山東省における初の洋上風力発電プロジェクトである「昌邑市海洋牧場・三峡300MW洋上風力発電融合試験実証プロジェクト」がフル稼働で併合発電開始した。

このプロジェクトは山東省昌邑市の北部、沖合14km～18kmに位置し、容量6MWの洋上風力発電機50基と220kVの洋上ブースターステーション1基、および附属施設としての昌邑洋上風力発電所の監視観測ステーションを設置する。海洋環境観測データを山東省海洋観測ネットワークに同期してアップロードする。プロジェクトの完成後、年間約9.4億kWhのクリーン電力を供給し、約40万世帯の年間電力消費量需要を満たし、約29万トンの標準炭を節約し、年間約79万トンの二酸化炭素を削減することができる。

このプロジェクトは海洋牧場と適正価格の洋上風力発電を融合した山東省初の実証プロジェクトであり、山東省における新旧エネルギーの転換の重要プロジェクトでもあるという。このプロジェクトは完成した風力発電機の基礎に依存して同時に海洋牧場を建設し、風力発電機基礎から50m以内の海域に養殖区を設置し、海洋生物の生息地や産卵場所に適した複数種の人工魚礁を「カスタマイズ」して提供する。これまで、海洋牧場には約2000m³の岩礁を配置した。